まあ、いつもの如く個人的な意見です、という前置き。


さて、デモンズの魂を引継ぎながら、完全な新作という事で注目を集めたダークソウルですが
その出来に関しては若干、残念なところが幾つかあります。
特に、オンライン周りの作り込みの甘さは酷い。

ベイグラント、奇跡の共鳴、篝火の伝播といった死にシステム。
メッセージ評価の劣化。協力プレイと篝火システムの相性の悪さ。
数ある誓約の練り込み不足。

この中でも協力プレイと篝火システムの相性の悪さは致命的で
マップ自体はシームレスとはいえ、実際には細かくエリア分けされている為
白ファントムをしたい人は一定の狭い範囲でぼーっと呼ばれるまで待つしかない。

白を呼ぶホスト側は白ファントムを召喚すると篝火に触れなくなる為
道中で死亡するとチェックポイントの起動ができておらず、最初からになる。

篝火に触れていても黒ファントムの侵入は受ける為、強制的に篝火から切断され
武器やアイテムの整理、エストの補充も不可になる。


篝火、という一つの要素によって至るところで協力プレイとの弊害が起きている。
これなら暗月や猫のように白ファントムは指輪制度で呼び出せるようにしてしまって
使い捨てのような扱いにした方がよかったのでは……。
サインシステムという、デモンズ形式にこだわったせいで、ちぐはぐしてしまっている感が否めない。

誓約にしても、今作の目玉的要素なのに、肝心な作り込みが甘い。
眷属や暗月に関しては、ちょっと考えれば駄目な部分は分かったのではないか……。

さらに
エスト瓶によるせっかくの回復制限が人間性によって意味を成していない。

生身と亡者の差が皆無に近く、生身のメリットより黒侵入によるデメリットの方が大きく
ホストが不足しがち。

この他にもアクションの遅延や、倉庫の使いにくさ、メッセージ評価の意味が無いなど
デモンズより明らかに劣化した部分があり
前作で出来ていたのに……という気持ちが大きい。

このように気になる部分を上げていくとキリがないのでここらで割愛。


ただ、一人用RPGとしての出来は素晴らしい。
シームレスになった事で探索の要素が大きくなり、装備の増加、アクションの増加によって
色々と選べる楽しさは増えた。
「アクションRPG」としての出来はデモンズより遥かに上だと思う。
ストーリーに関しては相変わらずのフロム節だけど。


オンラインはそこそこに、じっくりと自分のペースでRPGを楽しむ、という人なら
世界観さえ合えば95点の出来かと思う。

逆に
オンライン要素をがっつり利用して、周回も含めて延々と楽しみたい、という人なら
細かい部分で不満が多く、肝心のオンライン要素がちょっと酷いので65~70点くらいに感じるかも。


ウチ個人としての評価は……65点。
不満点は本当に多い。書き出すと凄まじい量になるので短くしましたが
他にも篝火ワープ。周回引継ぎ要素の中途半端さ(種火の集め直し等)
黒、青侵入のリスクが少なすぎる。などなど、まだまだあります。

パッチでアップデートした状態でこれですから……。正直、一時は本当に糞ゲーに近かった。

デモンズが非常に楽しめた分、その差が余計に目についたんでしょうね。

まあ、でもなんだかんだ言っても素材は素晴らしいです。
なので、これからのアップデート。もしくは次作に期待したい。
期待はできるゲームだと心から思う。このまま終わるのは勿体ない作品。
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